こんばんは!
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆です!
今日は生命保険における「変額保険」について仕組みや選び方をお話ししていきます。
「変額保険」に関しては保険会社の商品も大分増えてきましたよね。
前回までは「生命保険の積立と将来のための資産形成について」のお話をいたしました。まだお読みでない方はこちらの記事を参考にしていただければと思います。
「生命保険の積立と将来のための資産形成について」はコチラ
↓
「資産形成」というと方法は多くあります。
金融庁の「貯蓄から資産形成へ」という政策の方向転換のもと、国民の意識も大分将来に対しての自助努力に傾いてきたように感じます。
また、「つみたてNISA」や「確定拠出年金」の仕組みをうまく使って、しっかりと投資の基本だけでも学んで実行していただくだけでも、していない方とは将来の資産に大きな差がつくことは明白です。
これについても他の記事でお話ししていますので、ご参考下さい。
「つみたてNISA」や「確定拠出年金」の仕組みについてはコチラ
↓
ということで本題の「変額保険」についてお話していきます。
では行きましょう!
コンテンツ
「変額保険って何?」
「変額保険」とは、生命保険の種類の1つですが、基本的には「死亡保障」になります。
万が一に受け取る「死亡保険金」や、解約して受け取る「解約返戻金」、満期で受け取る「満期保険金」が、「運用の成果に応じて変動する」商品です。
では「成果」とは?
ということですが、これは預けた掛け金を「外国為替商品」や「投資信託」で運用するので、それによる成果の事です。
そしてこの運用先は「契約者が選ぶ」ということで、運用の成功や失敗は「契約者の責任」という保険です。
ざっと聞くと難しそうですよね?
運用については先ほどご紹介しました「冒頭に載せました前回までの記事」をさらっとお読みいただければご理解いただけると思います。
特に「ドルコスト平均法」をうまく使うことで、今回のような「コロナショック」はピンチではなくチャンスに変わります。
では簡単にまとめてみましょう。
【変額保険のメリットは?】
・死亡保障が割安(掛け金に対して大きな保障が取れる)
・運用実績が良いと解約返戻金が増える
【変額保険のデメリットは?】
・解約返戻金の金額が保障されていない(最低保証もない)
・運用実績が悪いと解約返戻金が減る
「変額保険は本当に危険?」
変額保険を「ハイリスク・ハイリターン」の保険という方もいらっしゃいますが、私はそうは思いません。
私がハウスメーカーでサラリーマンだった時、入社1年目の秋に生命保険の加入と共に「変額保険の加入の相談」をしました。
保険の担当は当時住宅を建てて頂いたお客様で「某外資系保険会社に勤務の営業部長」で、あらゆるキャンペーンで入賞されている非常に優秀な方でした。
しかし「変額保険の相談」に関しては「あんな不確定なもの、やめておいた方がいい!」との事でした。
私は大学生の頃からアルバイトで得たお金を「株式投資」で運用していました。
ですので「変額保険」には非常に興味があったのです。
しかし相談できる人がいませんでした。
唯一信頼して相談できる保険担当からは「やめておいたほうがいい」と言われ、それから15年経つ2年前までは「変額保険」を検討することはありませんでした。
それから17年、もしあの時月々1万円でも加入していたら、と思うと悔やまれます。
保険会社の方に伺うと、「もしリーマンショック前の当時から続けていれば今頃は約2倍~2.5倍になって受け取れたであろう」との事でした。
月々1万円で17年ですから、204か月。
204万円が400万円~500万円になって受け取れたでしょう。
しかも私は「今はその仕組みを知っていますので、今回のコロナショックでもそのまま運用を続けた」でしょう。
「固い運用」を将来に向けて「そのまま続けられたのに」と思うと、本当にもったいなかったですね。
「変額保険ってどんな種類があるの?」
変額保険には一生涯続く「変額終身保険」、期間限定の「変額養老(有期)保険」があります。
どちらも長期で運用することにより「インフレに打ち勝ち、資産を増やす」可能性を十分に持った保険です。
しかし、これは「生命保険。死亡保障がある分、保険にお金はかかります。預けたお金がすべて運用に回るわけではない、ということですね。
「つみたてNISA」や「確定拠出年金」と同様、銘柄を選択でき、それに対して手数料がかかります。ですので、
手数料や保障のコストを差し引いて、残った分を運用しながら貯めていける、ということです。
「保障のコストを差し引かれる」というところが「つみたてNISAや確定拠出年金との違い」ですね。
死亡保障が欲しい方にとっては保障がとても安く手に入るので、ここはメリットかと思います。
「保障が必要ない方は、つみたてNISAや確定拠出年金の方がメリットがある」と言えます。
では「変額保険」において「終身」と「養老(終身)」はどちらがいいのでしょうか?
【変額保険「終身」】
メリット:運用の期間が一生涯ある
デメリット:養老(有期)よりも保障のコストが高く、運用に回せる金額が減る
【変額保険「養老(有期)」】
メリット:終身よりも保障のコストが安く、運用に回せる金額が多い
デメリット:運用の期間が期間限定(契約者が選べる)
おススメは「長期」で「養老(有期)」で貯める目標金額を決める!というものです。
長期というのは少なくとも20年以上運用し、「解約のタイミングの様子を5年は探れる」様にしておくことです。
過去の統計や実績から判断すると、30年以上運用するのがベストです。
「そろそろお金が必要だが増えているからまだまだ続けよう」→「コロナショックで激下がり」では解約するにはまた時間がかかりますし、そんなタイミングで解約すると大きく損をしてしまいますからね。
必要な時の3~5年ほど前に目標額に達成したら欲を見ずに「変動しない円」にスイッチングして確定しましょう!
「保険会社とのトラブルは?」
「変額保険」はお客様の選択があくまで「自己責任」となるため、特定保険商品とされています。
保険募集人としても、一般の商品よりもしっかりと仕組みを説明しなければなりません。
中でも特にトラブルが多いのが「解約控除」といわれるものについてです。
「解約控除」とは、分かりやすく申し上げると「10年以内に解約すると、ペナルティがある」ということです。
通常の解約返戻金からさらに「解約の手数料」という形で差し引かれます。
これを「聞いていなかった!」「いいや、説明した!」というトラブルが非常に多いと聞きます。
もちろんしっかりと「コンプライアンス」も守る「お客様本位の営業マン」から加入していればそんなトラブルはありません。
また、トラブルがあったとしても「契約時にサイン」している以上、「契約者の責任」となることが多いです。
しっかりと信頼できる営業マンから、説明を受け、頂いた書類の説明をうけて判断することが大切ですね!
ということで今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました☆
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆でした!
次回は「生命保険の保険代理店!気になるビジネスモデルとは?」についてお話しします☆
おやすみなさい☆