こんばんは!
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆です!
今日は昨日に引き続き、「保険の営業マンによる販売トーク」の一つを紹介します。
「がんの治療」や「病院内のがん治療の実態」についてお話ししていきます。
前回の続きになりますので、前回の記事のリンクを貼っておきますので、そちらもご参考頂ければと思います。
「がんの確率やメカニズムについて」はコチラ
↓
また、「がん保険」をご検討中の方は「なぜ!?がん保険の受け取りができない!?」の記事もご参考頂ければと思います。
「最新のがん保険や最新のがん治療」についてはコチラ
↓
お読みくださった皆さんには、話をしっかりと見極めて、がん保険を選択いただければと思います。
では早速本題に行きましょう!
コンテンツ
「がんは治療にお金がかかる!?」
がんは治療にお金がかかるという話をよく聞きます。
また、治療方法も多岐に渡ります。
がんの治療方法はたくさんあり、治療費も高く、またその治療も日々進化しています。
日本で認められている治療(健康保険証の使えるもの)は大きく3つ、「がんの三大治療」と言われています。
それは「手術・放射線治療・化学療法(抗がん剤)」です。
私は「がんの治療で日本で一番多い治療はどれだと思いますか?」とよくお客様にお聞きします。
お答えで一番多い答えは「抗がん剤でしょ?」というもの。
確かに抗がん剤による治療も多いです。
しかし、日本で一番多い治療法は「手術」なのです。なぜでしょうか?
「日本の医療は診療報酬制」
日本の医療は健康保険の診療報酬制がとられています。
診療報酬というのは「健康保険から医療期間(病院など)に支払われる治療費」のこと。
例えば風邪を引いて病院へ行くと、明細書をもらえますよね?
この明細書に初診料が○点、この検査は○点、この治療は○点・・・」と点数がかかれていますよね。
こちらが1点あたり10円になるのです。
日本の医療におけるものは、すべての医療行為において点数が決められているのです。
日本の医療はこの手術が比較的点数が高いように思えます。
病院も企業と同じで経営をしていますので、病院を継続して経営する為には利益を上げなければいけない、という事ですよね。
「海外のがんの治療は?」
海外(欧米)におけるがんの治療、この治療自体は日本と大きくは変わりませんが、主となる治療は全く変わってきます。
皆さん、海外では先ほどの三大治療のうち、どの治療が主として行われていると思いますか?
実は「放射線治療」なのです。
日本では七割近く手術による治療ですが、欧米では七割近く放射線による治療なのです。
なぜ欧米では放射線治療が中心なのか?
それは放射線による治療は身体の様々な臓器で治療が出来ることが理由の一つにあります。
手術が出来る部位は限られていても、放射線治療なら可能性がある、ということがあるようです。
日本で最近放射線治療の事例が増えてきた背景として、高齢化社会な事があります。
体力の少なくなってきた高齢者において、手術も抗がん剤も身体に負担がかかりすぎて出来ない、というケースでも放射線治療であれば出来たりします。
身体に負担がかかりにくい、というのは当然お若い方にとっても良いことですよね。
「まだまだ日本は外科医が強い!」
手術でがんが治った、という方は当然いらっしゃいますし、手術による治療が最適化、というがんもあります。
治療方法も適材適所ということですが、日本の医療ではまだまだ外科医が強いのです。
よく医療ドラマで1人患者の一つの病気の治療方法で、色々な科で治療方法について揉めているのを見かけます。
最近でこそ大病院においての事例を聞くようになりましたが(本当にほんの少しですが…)、欧米では科をまたいで治療することが多いいです。素晴らしいですよね。
例えば大腸がんの患者さんがいるとしますよね。
がんの治療に関して、「放射線科」の医師と、「外科」の医師と、「内科」の医師とで最適な治療方法を話し合うのです。
どちらが良いかは明確ですよね。
診療報酬が高い医療に集中してしまう可能性のある日本の医療は多少の疑問を持たなくてはいけないのかもしれませんね。
身体の負担も大きい、治療費も高い、では全く「患者ファースト」ではありませんからね。
「舌がんの患者の事例?」
これも保険会社に広がっているトークの一つですが、
「とある患者ファーストさんが舌にがんが見つかりました」
「どの病院に行っても舌の一部切除を勧められました」
「舌を切除すると、今後しゃべれなくなります」
「セカンドオピニオンをしたところ、とある放射線治療が効くことが判明」
「その方はがん保険にしっかりと入っていたので、給付金がおり、舌を切らなくて済みました」
「がん保険って必要ですよね?たくさん備えた方が安心ですよ」
そんな感じです。
「嘘ではない」のですが、不安をあおる私が「良くないと思うトーク」の一つです。
「では実際の治療費は?」
以前もテーマにしましたが、日本は社会保険がしっかりある国です。
国の社会保険の中で医療に使えるのは「健康保険証」、健康保険証を提示すればまずは三割負担になりますよね?
では数百万円の難しい手術を受けた場合はどうなるのでしょうか?
いえ、実は全く違うのです。
日本の健康保険には「高額療養費制度」というものがあります。
厚生労働省のホームページにもしっかり載ってますので、「高額療養費制度、厚生労働省」と検索してみてください。
例えば世帯主の年収が「370万円~770万円」の現役世帯では、扶養されている家族の皆が、
となります。
これを説明すると、まず267,000円の三割負担が80,100円になります。
この金額までは三割払ってね、ということです。
ではそれ以上にはみ出した分は?
はみ出した分は金額が高すぎるので「1%の負担」でいいですよ、ということです。
先ほどの手術費用が300万円かかった場合を計算していきますと、
ということで、自己負担は「107,430円」となります。
10万円ちょっとなら貯蓄を少し取り崩せば払えそうですよね?
この金額であれば、ほとんどの治療は何とかなりそうですよね?
本日も長文をお読みいただき、ありがとうございました☆
今日はがんの治療で本当に自己負担ではいくらかかるのか、を中心にお話しました☆
ご参考いただけましたか?
次回は「生命保険の先進医療って本当に使えるの?」をお伝えします☆
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆でした!
おやすみなさい☆