こんばんは!
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆です!
今日は外資系保険会社の強みである「外貨建て」の保険の特徴についてお話しします。
外貨建ての保険といえば強みはやはり「高い利率」ですよね。
「外貨」の強みを生かして将来の資産形成をされている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそれと同時に弱みもあります。
今日はそのあたりを説明していきますね!
では行きましょう!
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「外貨建て保険とは?」
外資系の生命保険会社の営業マンから「外貨建ての生命保険は利率がいいのでおススメですよ!」と勧められたことがある方は多いのではないでしょうか?
では「外貨建て」とはどういうことでしょうか?
通常、生命保険というのは「円」で支払い、「円」で受け取りますよね。
これを「円建ての生命保険」といいます。
そして、外貨建て保険はこの「円」を「外貨」に置き換えるだけですので、「外貨で支払い、外貨で受け取る生命保険」ということになります。
ではどのようにして外貨で保険料(掛け金)を支払うかというと、「円を外貨に交換」して支払います。
しかし、外貨建て生命保険の契約者が外貨を用意するわけではなく、実際に口座から引き落としされるのは「円」ですが、保険会社が「外貨」に交換してくれる仕組みになっています。
一方、「満期保険金」や「解約返戻金」はどのようにして受け取るのかというと、大きくは2つの選択肢を用意している保険会社が多いです。
1、「外貨のまま受け取る方法」
これは「銀行に外貨の預金口座を作って、そこに満期金や返戻金を受け取る」方法です。海外旅行によく行く方や、将来行く方、もしくは「資産の一部を外貨で持ちたい方」はこの方法がいいかもしれません。また、「円の価値が下がって、外貨の価値が上がった」時に「円に交換」すれば、大きく資産が増える可能性もあります。
2、「外貨から円に交換して受け取る方法」
これは「満期金や返戻金を受け取るタイミングのレートで円に交換して受け取る」方法です。満期のタイミングで「円の価値が下がって、外貨の価値が上がっている」のであれば、そこで「外貨から円に交換して」円で受け取ってしまった方が資産が増えることになります。
「外貨建ての生命保険のメリットとは?」
外貨建ての生命保険のメリットといえばやはり「魅力的な利率」です。
日本がゼロ金利、マイナス金利政策によって政策金利が低いのに対し、アメリカやオーストラリアなど諸外国の政策金利に関してはまだまだ利率が高い傾向にあるというわけです。
例えば「円建ての生命保険」で将来の積み立てをしていこうとした場合、ご加入の年齢にもよりますが、例えば10年~30年預けていっても将来受け取るお金が支払額の90%~110%なのに対して、「外貨建て」で同じように預けていった場合は110%~180%くらいのイメージです。
それだけ「金利を味方につけると強い」ということですね。
また、「保障が安く手に入る」というメリットもあります。
円建ての生命保険の終身保険で月1万円で積み立ての終身保険に加入したとすると250万円くらいの死亡保障が取れますが、それを外貨建てで行った場合は500万円くらい保障が取れるイメージです。
同じコストで「外貨建ての保険の方が約2倍の保障が取れる」ので驚きです。
しっかりと保障をお考えの方は外貨建て保険でコストを抑えるのもいいかもしれません。
「外貨建ての生命保険のデメリットとは?」
一方で外貨建て生命保険にはデメリットもあります。
よく言われるのが「為替リスク」と言われるものです。
為替リスクとは「円と外貨の交換比率が変動するリスク」の事で、例えばアメリカドルで「円高ドル安」とか「円安ドル高」とか言われるあれです。
なぜ為替が動くのかというと、「買いたい人と売りたい人のバランスが変わっていく」からです。
分かりやすく説明します。
例えば1ドル100円だとします。
これは1ドルを100円で交換できる、という意味です。その後、アメリカの経済の状況が良くなり、ドルの人気が高まってきたとします。
するとドルが上がっていき、1ドルを交換するのに120円かかるようになってしまった。
これが「円安ドル高」です。
そしてその後、アメリカの経済が不況に陥ってしまい、ドルの人気が薄れてしまった。
ドルがたくさん売られ、人気になった円がたくさん買われるようになった。
1ドルを交換するのに80円で交換できるようになった、これが「円高ドル安」です。
例えば外貨建ての生命保険に加入し、平均で1ドル100円で積み立てていった。
満期が来た時に1ドル80円の「円高ドル安」だったので、満期金の金額が下がってしまった。
これが「為替リスク」の注意しないといけないところです。
しかし平均で1ドル100円で積み立てていったが、満期の時に1ドル120円だった、という、「為替リスクはあったが逆に有利に働いてしまった」という状況になる可能性も十分あります。
もしくは「満期の時は円高ドル安」だったので外貨預金にしておいたが、そのまま預けていたら3年で「円安ドル高」になったのでそのタイミングで円に交換した、という調整も出来ます。
急を要して使うお金として積み立てるのではなく、ある程度「調整できる積み立てとして外貨建てを活用する」のが賢い使い方ではないでしょうか。
「外貨建て保険は手数料もかかる?」
外貨建て保険は「手数料がかかります」。
例えば月々の支払いに対して「円→ドル」に交換するのに「手数料」がかかります。
その手数料は「保険の契約者」の負担になるのですが、そして満期金の受取の時に「ドル→円」に交換するのも手数料がかかります。
要は「往復で手数料がかかる」ということです。
手数料は「1ドルあたり0.01円~0.5円」というものが多いです。
0.01円のものであればほとんどの「銀行の外貨預金の手数料より安い」ですよね。
手数料が安ければこれはメリットですよね。
また、「契約時に手数料がかかる」タイプのものや、途中解約の時に「解約控除」が差し引かれるものもあります。
「解約控除」というのは「10年以内の早期解約の場合に、解約控除という差し引かれるペナルティ」があるということです。
どちらも無いものもありますので、外貨建ての生命保険商品を検討する際には確認してみて下さいね。
「どの外貨をえらべばいい?」
生命保険商品で外貨建てで代表されるのは「アメリカドル」や「オーストラリアドル」ですが、中には「ユーロ」を選べるものもあります。
10年ほど前はオーストラリアドルがアメリカドルよりも利率が高かったのですが、今ではどちらもほとんど変わりありません。
では同じ金利だった場合に、米ドルと豪ドル、どちらを選ぶのが良いのでしょうか?
答えは「利率を求めるなら信用力の高いアメリカドル」です。
ということで、次回は「外貨建て生命保険、米ドルは信用力が高い!?」についてお話ししますね☆
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆でした!
おやすみなさい☆