こんばんは!
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆です!
今日はがん保険をテーマにお話します。
がん保険に入ってて、がんが見つかってしまった!なのに給付金が受け取れなかった!という事が問題になったことがありました。
「がん保険に入っていれば、がんに対する備えは安心!」とも言えないようです。
今日はその理由を紐解いていきますね。
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「がんとはどんな病気?」
がんの正式な名称は「悪性新生物」と言います。
元々のがん保険の対象の「がん」といえば、「悪性新生物」でした。
昔はがんが見つかると亡くなってしまう確率が高かったのですが、今はがんは直る時代になってきましたよね。
では何故がん保険が受け取れないなんて事が起こるのでしょうか?
「発見が一段と早くなった」
今はがんが治る時代、それには理由は大きく二つあります。
一つは治療が良くなったこと。
二つ目には健康診断が格段に良くなったことがあります。
去年、東芝が「血液検査でがんが発見出来る技術」を発表しました。
これには日本中が驚きました。
今まではがんの組織検査などをすると、結果が出るまでに1週間は待ちましたが、この血液検査だとわずか2時間で結果が出るというので驚きです。
いまでは早く発見できるようになったため、がんであってがん(悪性新生物)でない状態、上皮に留まっている状態(上皮内新生物)で発見出来る時代になりました。
今後ますます発見は早くなるでしょう。
がん保険で給付金が受け取れなかったのは、発見されたのががんはがんでも上皮内だったため、悪性新生物のがん保険では受け取れなかった、という理由ですね。
昔のがん保険は悪性新生物しか対象になっていなかったため、このようなことが起こりました。
やはり定期的な保険の内容の確認は必要ですね。
「治療も変わってきた」
がんの治療といえば三大治療と言われる「手術、抗がん剤、放射線」の治療があります。
日本のお医者さんはあくまで健康保険のマニュアルに沿って治療をしていくため、日本では基本的にはこの3つの治療法になります。
最先端の国に認められたら先進医療などでは、がん細胞を身体から取り出して免疫をのせて身体に戻すような免疫療法なども増えてきていますし、WHOが認めたものではゲノム療法(遺伝子を調べてそれにあった治療をしていく療法)なども出てきました。
いずれにしても治療には大きなお金が掛かりますね。
「抗がん剤も進化している」
抗がん剤といえば真っ先に思い浮かぶのが「副作用」。
身体がダルくなったり、髪が抜けたり、精神的な病にかかったり、と負担が大きいものです。
その大きな原因は、がん細胞と一緒に正常な細胞もやっつけてしまう薬だということ。
開発に開発を重ね、今ではより正常な細胞を傷つけにくい「分子標的薬」という抗がん剤も出てきました。
効き具合は個人差もあるかと思いますが、自分にあった治療法が見つかりやすい時代になりつつありますね。
「がん保険の進化は?」
一昔前まではがんの保障と言っても「がんでの入院、通院一日あたりいくら、がんでの手術一日あたりいくら」というものが主流でした。
がんは治療が長引き、長期で入院するものだったからです。
時代が変わり、今ではなかなか入院はさせてもらえず、短期入院と通院で治療していく時代になりました。
そこで主流になってきた保険が「がんの診断で何百万円もらえる」といったものでした。
がんの診断だけで数百万円、これは治療をうける側としては大変助かるものです。
しかし治療がよくなるとともに、がんは治りにくいがすぐには亡くならない病気へと変わってきました。
そうです、一回限りの数百万円では足りなくなってきたのです。
そこで、診断で数百万円という保障も2回目、3回目と再発や転移されるがんでも複数回受け取れるものが主流になってきました。
「最新のがん保険は?」
最新のがん保険はやはり「がんの診断」で大きなお金を受け取れるというもの。
しかし内容が変わってきています。
一つは見つかったがんが上皮内がん(初期より前の段階のがん)であれば受け取りは1回だけ、悪性新生物であれば2年おきに複数回受け取れる、というものでした。
最新のものは、「上皮内がんであっても満額うけとれるもの」であったり、「同じがんの治療が長くに渡ったときに、二回目からは入院でも受け取れる」というもの。
これにより、発見された一つのがんで治療が長く(例えば5~6年)続いたとしても入院すれば同じがんでも何回も受け取れることになります。
一つのがんの治療が続いていくときに2回目が受け取れない、という事がなくなりました。
発見が早くなれば重大な悪性新生物になる前の発見、上皮内がんの発見が今後増えていくように思いますが、がん保険も加入するなら受け取りやすいものを選択するのがいいですよね。
「がんが見つからなければ全額還ってくる?」
東京海上グループのあんしん生命のがん保険の特徴として、「使わなかったら70歳で全額還ってくる」タイプのがん保険があります。
例えば現役の若いうちは、がんで闘病となると生活が大変です。
しかし老後はお金が貯まっていれば特に保険は必要ない人もいますよね?
だって払える治療費が貯まっていれば、あえて保険なんて要らないですから。
そういう方にとっては保障と貯蓄を兼ねた「還付型がん保険」もいいですよね。
「住宅ローンも見直そう!」
住宅ローンの見直しを検討している方は、団体信用生命保険にがんの保障がある「がん団信」も検討しましょう。
従来住宅ローンと生命保険はセットになっています。
借主の身体担保に、「万が一があった時に生命保険で残ったローンが完済される仕組み」でした。
しかし、がんで闘病となっても今まで通りの住宅ローンの返済は難しいかもしれません。
という事で、「がんの診断だけで住宅ローンが完済される仕組み」ののものも出てきましたので、確認してみて下さいね。
今回は「がん」という病気と闘う為の保険がテーマになりました。
お金があれば治療が出来てがんが治る時代、その為の備えを少しずつして頂くとよいのではないでしょうか。
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました☆
ぶっちゃけ営業マンのぶっちゃけ☆でした。
次回は「生命保険会社のがん保険の営業手法が明らかに!?」をテーマにお話します☆
皆さんの保険の選択に少しでもお役に立てればと思います☆
おやすみなさい☆